【機能】
- 128KBの不揮発メモリ(MRAM)を搭載し、64KB×2のシリコンディスクとして利用できます。
- SDカードからMRAMにデータ読込みできます。
MRAMデータをSDカードのファイルへ上書き保存できます。
※SDカードはSPIモードをサポートしている必要があります。SDXCは動作しません。 - MSXタイプのジョイスティックを2台まで接続できます。
- 漢字ROMデータを書き込むことで、漢字ROMとして利用できます。
※別途、漢字ROMのイメージファイルが必要です。 - MRAMとは別に、8KB/4KB/2KBのSRAMを拡張メモリとして利用できます。
※T100は、文字列コードが異なるため、SJIS文字のファイル名が読めません。
【装着】
※下写真の向きで装着してください。逆挿しすると故障の原因となります。
SDカードは、ラベル面が手前になるように、カチッと音がするまで奥に差込します。
取り外す場合は、もう一度押すと少し飛び出しますので引き抜いて取り外します。
※SDカードは、電源投入前に差し込んでください。
【機能の切り替え方】
スロット 番号 | 機能 | 備考 | 注意 |
---|---|---|---|
1 | Joystickアダプタ | MSXタイプジョイスティック | 同じ9ピン2段のコネクタでも、ピンアサインが 異なる場合があるので注意してください |
2 | 漢字ROM PAC2 | 漢字ROMデータを読み書き後に利用可能 | |
3 | 64KB RAM PAC2 #2 | MRAM (不揮発メモリ) 装置番号#6 | |
4 | 64KB RAM PAC2 #1 | MRAM (不揮発メモリ) 装置番号#5 | 初代パソピアのデフォルトスロット |
5 | 8KB RAM PAC2 | SRAM (漢字バッファ兼用) | 出荷時は、ツールプログラムが入っている 漢字ROMデータ書き込み後は、漢字ROMの一部(0x6000~0x8000)データが入っている |
6 | 4KB RAM PAC2 | SRAM | |
7 | 2KB RAM PAC2 | SRAM (SDカードバッファ兼用) | SDカードアクセス時に、バッファとして使うため、メモリ内容は変更される |
※SRAMは、本体の電源を消すと初期化されます。スロット#5のデータは、次回電源投入時にEEPROMからデータが復元されます。
※電源投入時は「SLOT 4,3,2,1」
SLOT [装置番号#5], [装置番号#6], [漢字ROM], [Joystickアダプタ]
初代パソピア(T-BASIC)の場合、以下のコマンドでスロット番号を指定します。
※電源投入時は「OUT &H1B, 4」
OUT &H1B, [スロット番号]
※パソピア7はBASIC命令でほとんど全ての機能を利用することができますが、初代パソピアの場合、BASIC命令が無い場合にOUT/IN命令でポートを直接叩いて処理を実行する必要があります。
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