2021年2月7日日曜日

Pasopia700 Keyboard Repair

以前紹介したパソピア700のキーボード、キーを押しても入力されなくなったので、分解して調べてみる。

キーボード裏側のネジ1本を外し、爪2か所を外すとケース分解できる。

床面ケースには、基板がついている
基板の部品は、左側から
・20極コネクタ→キーパネルに接続(1~8pin:KR_0~KR_7、9~20pin:nKS_0~nKS_B)
・MB74LS38 ×3個
・4700Ω集合抵抗:プルアップ用
・HD74LS367AP ×2個
・SN74LS374N
・800Ω集合抵抗:プルダウン用
・700Ω集合抵抗:プルアップ用
・20極コネクタ→DIN13pinコネクタに接続(1~6pin:未使用、7~20pin:以下表参照)

ケーブルを調べた結果、20極コネクタの11~14pinとDIN13pinの5~8pinの接続が切れてた。どこで断線しているかわからないので、新しくケーブルを作ることに。

ハドフでDIN13pinケーブルを購入。13pinはCDチェンジャー等でよく使われているので、カー用品売り場で購入。但しピン同士が短絡されているケーブルもあるので注意が必要。

20極コネクタは、梅沢無線で購入

問題は、ケーブルのケース固定金具

ジョイフルでスペーサーを購入し、リューターで削って似た部品を作ってみた

次にケーブルを切って、基板を削る

はんだ付けして、ケーブル向きを変えて完成

実際につけてみると、こんなかんじ
キーパネルを装着
カバーも装着して完成。

動作チェック。ちゃんとキー入力できるようになった。

ケーブルが黒くなったけど、パソピア700のキーボードはなかなか入手できないので、直ってよかった。同じように困っている人がいれば、参考にしてもらえれば...(いるのか?)