2013年9月23日月曜日

M88を使ってみる

フォントファイルを作成する

j80サイトにあるツール「tools80」を使わせてもらう
今回使ったバージョンは、tools80 Release6b7 (Ver.6.b.9)

ダウンロードしたファイルを展開し、DOS窓で「tools80.jar」ファイルのあるフォルダに移動。
以下のコマンドを実行
[Javaのインストールされているフォルダ]\bin\java.exe -jar tools80.jar PC-8001mkIISR_2.chr

で、PC-8001mkIISR用のフォントファイル「PC-8001mkIISR_2.FON」ができるので、「FONT.ROM」にリネーム

続いて漢字ROMの吸出し

フリーで作成できるものもあるが、PC-98から漢字ROMを吸い出すGETKというツールを使用。
使い方は簡単で、98実機のDOSから、ダウンロードした「GETK.COM」を実行。 同じフォルダに、「KANJI1.ROM」と「KANJI2.ROM」が生成される。 今回は、PC-9821Afから吸い出してみた。

M88は、88エミュレータだが80SRも動くようなので使ってみる。

前回吸い出した
N88.ROM
N80_2.ROM N80_3.ROM と、 今回作成した FONT.ROM
KANJI1.ROM KANJI2.ROM を M88.exeと同じフォルダにコピーして起動。

N88.ROMは80SRから吸い出したものなので、88モードは起動しない。
メニューで80SRモードに変更

N80SR-BASICが立ち上がったら、設定の「偶数ラインを表示する」にチェック

これで準備OK

デモテープを開封

データレコーダーで再生して、ぷちれこでWaveファイルに保存

X88000サイトにあるWav2T88で、Waveファイルからt88ファイルを作成

M88で、デモテープB面の「game」を動かしてみる

キーのタイピングゲーム。 敵から逃げながら、キー入力していく。

動画

2013年9月22日日曜日

80SRのROM吸出し

エミュで必要なROMファイルを作成する。
まずは、RS-232Cのスロスケーブルを用意
80SR側が25pinなので、9pin-25pinのクロス(リバース)を使う。K'sで900円で購入

TransDisk(XDISK) 2.07とTransDisk for N80をダウンロード。
READMEに記載の通り、作業を進める

通信速度は9600ボーなので、ジャンパーを8にセット

RS-232CケーブルをWindows PCと接続し、80SRの電源ON
SR-BASICでは使えないようなので、N80-BASICで起動
TransDisk for N80に含まれるRSLOAD.TXTの内容を、80SRのモニターで入力
clear 100,&h8fff
monでモニターを起動
S<アドレス>で入力
全て入力したらSTOPキーで終了
W9000,9090でテープに保存

次回からはモニター起動後、Lでテープから読み込み
G9000で起動

Windows側のDOS窓からポートとボーレートを指定してTransDiskを起動
xdisk2 b -p1 -9

80SR側でプログラム受信し終わったら、モニターから
GB500
でターミナルソフトを起動

Windows側は、以下のコマンドでROMデータを受信
xdisk2 s -p1 -9
80SR側の画面にCompleted.が表示されたら終了

作業フォルダにN80_2.ROMが生成される。
同じフォルダにN88.ROMとN88_0.ROMファイルが作成されているのを確認して、MAKE80.BATを実行すると、N80_3.ROMが生成される。

2013年9月21日土曜日

漢字ROM

PC-8001mkIISRに漢字ROMをつけてみる

漢字ROMボードの型番は、PC-8001mkII-01
マニュアルには、コンデンサーの倒れている向きを確認せよ、とある。
写真の向きで大丈夫そう。

後ろのネジを外して、上カバーを軽く浮かせて、手前にずらすとツメが外れる
手前に4箇所ツメがあるので、上カバーを無理やり引っ張ると、ツメが折れるので注意。

キーボードは乗っているだけなので、上に浮かせて少しずらす

コネクターとスペーサーに合わせて、漢字ROMボードを固定。
スペーサーは意外とガッチリ挟まるので、外すのが大変そう。

漢字ROMボードは、キーボードのコネクターと干渉するので、取り回しに注意

ツメに注意して上カバーを戻したあと、BASICで漢字を表示させてみる。
 
ちゃんと表示された

N80-BASICでも表示できた





2013年9月20日金曜日

PC-8001mkIISR

1年ほど前に、衝動買いしたPC-8001mkIISRを動かしてみる

西田さんのデジタルRGBコンポーネント・アダプタで接続
今回も、XRGB-2plus経由でLCD出力

電源ON
N80SR-BASICが無事起動

DIPスイッチでBASICモードを切り替えてみる
DIP1 ... ON:N80SR-BASIC, OFF:N-BASICまたはN80-BASIC
DIP2 ... ON:N-BASIC, OFF:N80-BASIC

DIP1がONの場合でも、SHIFTを押しながらリセットすると、DIP1がOFFの状態で起動してくれる
DIP2がOFFの場合は、N80-BASICが立ち上がる

SHIFTを押しながらリセット、瞬時にSHIFTを離してCTRLキーを押すとDIP2の逆のモードが起動できる
DIP2がOFFの場合は、ONのN-BASICが起動。

これで準備OK

2013年9月4日水曜日

Link Theater修理

先日、BuffaloのLink Theater LT-H91DTVの電源LEDがチラチラ点滅する挙動をした後、LEDが消えて、映像がまったく映らなくなった。

うちにあるのは、一つ前のモデルLT-H90DTVをLT-H91DTV相当に有償アップグレードしたもの。
有償アップグレードが2010年3月頃なので、かれこれ3年以上使っていた。
レスポンスが悪いとか使い勝手は悪いものの、USB HDDへの録画など何かと重宝していた。

修理とか保証とかは諦めているので、自己責任で筐体を開いてみる。
焦げ臭い。。

電源まわり。
左上の紺色のコンデンサーが膨らんでる。。

電源単体で計測すると5Vと12Vが出ていたが、基板と接続してみると3Vちょっとと5Vちょっとしか出力されない。

検索してみると、このLink Theaterではよるある症状らしい。
良く症状が出るコンデンサは、
16V 1000uF
10V 2200uF
200V 47uF x 2
らしい。

今回は、16V 1000uFが膨らんでいた。

怪しいところは全部交換したいところだが、手持ちのコンデンサがちょうど16V 1000uFしかなかったので、これだけ交換してみる。

交換したら、こんな感じ。

基板に接続して、コンセントにつないで見ると、LEDがちゃんと点灯!
地デジもちゃんと表示されるようになった。

蓋を閉めて、もとあった場所に。
下から、Link Theather、録画用のUSB HDD、XRGB-2plus。
熱とか考えたら、積み重ねはあまりよくないのかもしれない。。

とりあえず動くようになってよかった。