2022年2月28日月曜日

O2 HDDフォーマット

O2のHDDフォーマット

以下CDイメージを準備。sgiのサイトは閉じているが、archive.orgなどに残っている。
・IRIX 6.5.30 Instalation_Tools_and_Overlays1.image

sgiのCD-ROMはEFSイメージになっているので、PCでCD-Rに書き込むにはDAOモードでの書き込みをサポートしたライターソフトが必要。
今回はImgBurnを利用。設定画面でDAOモードになっていることを確認。

ImgBurnは拡張子が.imageのままだと読み込みできないので、いったん.isoにリネーム。
あとはImgBurnでイメージを読み込んでCD-Rに書き込み。

CDの準備ができたらHDDのフォーマットから。
O2をブートして、Enter Command Monitorを選択 or F5キーで次の画面へ

コマンドモニターが開いたら
hinv
でSCSI情報を確認。
このO2は、HDDがSCSI0のID2、CD-ROMがSCSI0のID4に設定されている。
IRIX 6.5.30 Instalation_Tools_and_Overlays1のCDをセットして、fxを起動。
boot -f dksc(0,4,8)sashARCS dksc(0,4,7)stand/fx.ARCS --x
↑CD-ROMがSCSI0のID4なので、(0,4,*)をセットしている
fx: drive# = (1) 2
↑HDDがSCSI0のID2なので、drive#を聞かれたら2をセット

HDDを接続した一番最初は、[a]utoでフォーマット。
36GBの場合、フォーマットが終わるまで丸2日くらいかかった。

再パーティションしたい場合は、
[r]epartitionで再パーティション、[ro]otdriveを設定。
(xfs)のままEnter、全てのデータが消えるけど良いか?聞かれるので[yes]。
その後[..]、[l]abel、[sy]nc、[..]、[exi]tで終了。


2022年2月23日水曜日

藍と衝撃と酸素

Indigo2、Indigo2 Impact 10000、O2衝動買い。ハドフすげー

Non-ImpactのIndigo2中身。
HDDは抜かれていたが、FDDとメモリが搭載されていた
残念ながら、こちらはブートせず。

Indigo2 Imapctの中身
CPUはR10000 195MHz、メモリは384Mbytes
こちらもHDDは抜かれていたが、抜く際にコネクタを引っ張ったらしい...ケーブル切れてる
コネクタをばらして、外れていた線を付け直し。
HDDは転がっていたIBMの4GBを装着。

こちらはO2の背面。電源ファンカバーが外れている。
O2は電源、マザー、HDDなどがユニット化されていて、レバーを引いて外すことができる。
マザーを外してみたところ、、メモリがない!!

特殊なメモリ(278pin ECC SDRAM DIMM)なので、eBayで購入して装着。

こちらもHDDがなかったのでFujitsuの36GBを装着
O2のSCSIコントローラはUltraWideで、HDDコネクタはSCA。

あとはキーボード、マウス、カメラを装着して
O2起動。
コマンドラインでhinvしてみるとR10000 250MHz、256Mbytes、HDDもCD-ROMも認識
ただちょっと色が変。
調べてみると、sgiのワークステーションはSync-on-Greenで、Green信号に同期信号が含まれている様子。たまたまうちのモニター(NEC LCD-EA245WMi)がGreen同期に対応していたので、画面は流れずに表示できていた。
このモニターはパソピア7の15kHzも映るし(ちょっとはみ出すけど)、なかなか優秀。

あとはアナログRGBケーブルの13pinと14pinを折って、余計な信号が入らないにすると、
色がちゃんとなった。
情報を公開してくれた方に感謝です

ただ1点問題があって、O2のアナログRGB表示中に、モニター入力を一度HDMI等に切り替えた後にアナログRGBに戻すと画面がブランクアウトする。
その場合、アナログRGBを選択した状態でモニター電源OFF/ONすると戻ってくれる。
Indigo2では起きないので、同期信号のタイミングかなにかあるのかもしれない。

当時の価格はO2(90万円位~)、Indigo2(300万円位~)、Indigo2 Impact(540万円位~)だった様子。今はほとんど価値ないかもですが、個人的にも思い入れがあるsgiゲットは嬉しい
が、置く場所がない。