せっかく分解したので、PC-9821An(上の方)を紹介。下は以前紹介したDOS/V機。
An/U2なので、マザボには内蔵ウィンドウアクセラレータのコネクタなし。
以前も紹介したが、ちびおと同等品を載せている。
CPUは、K6-III+ 360MHz駆動。PK-686P125の下駄とHK6-V2下駄の2段構成。
K6-III+なので、HK6-V2下駄の方で2.0Vになるように電圧設定してある。V2下駄は5V電源からCPUの2.0Vを作成するため、Anマザーボードの3.3V負荷が低下。Anの電源は3.3V系の負荷が低下すると電圧が安定しない特性があるのでファンで消費させる
電源部から3.3Vを取り出すペリフェラル4pinを用意しているので、そこにファンを接続。
3.3V系の安定と排熱を両立させる。
もう一つ問題があって、AnにK6-III+を載せるとキャッシュエラーが発生し劇遅になる。
対策として、PK98-MISTRESS9のROMにキャッシュ有効プログラムを書き込んでおく。
キャッシュ有効と一緒に、K6 Write Allocateの設定もさせる。
設定成功したら画面にメッセージ表示するようにした。
もう一つ、AnのCPU変更には致命的な問題があって、、、
スペース的に下駄が入らない。スピーカーフレームとファイルスロット部分も板金加工で一部切り取り。
K6-III+はN4下駄でも試して480MHz駆動もできたが、バスマスタのSCSIボードを使った時に時々ハングすることがあったので、安定性を重視してV2下駄の360MHzに戻した。
それでもPen90と比べたら十分速い。バスマスタなので、CPU負荷をかけずに高速。DOSやWin95系では最速の部類だが、NT系はバスマスタのドライバーが無くFIFOのみ。残念。
単独だと2GB越えできないが、IFC-NNでフォーマットしたHDDは2GB以上も認識できる。
SCSI ID:0がMO、ID:1がSSD、ID:6がCD-ROM(Plextor 40倍速)
98の仕様でSCSI IDが連続でないとMO認識できないので、この順番にしていたはず。
SCSIスロットは2種盛り。LANとSCSIスルーの2種類の機能を持つ。
IDE-SATA変換を通して、32GBのSSDを搭載。
2GB超えなので、IFC-NNでフォーマットした後、IF-2769で読み込ませる。
気持ち的にチップにヒートシンク付けてある。
各OS領域は2GBにしている。
ウィンドウアクセラレータは、Canopus PowerWindow 964LB 4MB
タカチ電気工業のSJ-P5023。20.6mm×20.6mmで、高さが7.6mm。ポリウレタン製。
元のゴム足は、カッターで角を浮かせて指で力を入れると取れる。
新しいポリウレタン製を付けてみた。いい感じ。
KVMで使うために、キーボードとマウスのコンバータを使う。
こんな連鎖で動画アップするなんてありえないと言われたが、今はこれが限界...
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