2020年8月29日土曜日

ボイスユニット PA7381

某オークションで見かけましたので、我が家のボイスユニットも動かしてみます

パソピア7の外部バスに接続します
ボイスユニットを利用するためには、付属カセットにあるBIOS(VOICEと@VOICE)が必要。
音声を録音したりディスクに保存するなど、ユーティリティ(VCUTIL)も用意されています

ボイスユニットには固定語音声データが4つ登録されています
1. キーを押してください
2. お待ちください
3. 正解です
4. いいえ
ユーティリティを使って、再生してみます

付属カセットには、サンプルが2つあります
サンプルの音声データはサイズが大きいのでテープから読み込むのは時間がかかります。
ユーティリティを使ってXPACに保存しておきました。

あみだくじサンプル


Baseballサンプル

音はこもり気味でお世辞にも音質良いとは言えないですが、数少ないパソピアのオプションデバイス、16KBの外部RAMとして使ったり、使い方によっては色々できるかもです...

2020年8月15日土曜日

アクリル板ケース完成

ケースに入れる前に、XPAC2のマイコンを新しいROMに書き換え

右上のネジを取り外し

削り出したアクリル板ケースにネジを取り付け


ここで問題発生。ジョイスティックコネクタの出っ張り部分とケースの穴が合わない。
ロットによってコネクタの出っ張り部分の厚さが異なる様子
下の写真は左側が初期ロット、右側が最新ロット。初期ロットの方が厚い...

今回装着するのは、長年使っている初期ロットのXPAC2。
やすりでケースの穴を広げて装着

それでもジョイスティックコネクタとネジが干渉したため、ネジ頭を削りました

それ以外のネジも締て完成。
ジョイスティックコネクタが出っ張っている面は裏側

上から見るとこんな感じ。手前が表側

初代パソピアに装着

パソピア7に装着

パソピア700に装着

どれ機種に装着してもSDカードスロットが右側になります。
基板むき出しで使うとパソピア700の鉄フレーム部と干渉してショートするリスクがあったのですが、これで安心して使えるようになりました。

NC工作機で削るときの治具が金属だったため、側面には固定した跡が残ります
コンパウンドでゴシゴシすると消えるかもしれませんが...(8/15追記: ゴシゴシしてみましたが消えませんでした... このままにしておきます)
逆差しや基板ショートのリスクは無くなったのはすごく便利。
アクリル板削り出しの手間を考えると、大量生産は厳しいのですが...

2020年8月14日金曜日

アクリル板を削ってXPAC2ケースを作ってみる

以前カセットテープケースを削って、XPAC2のケースを作りました。(リンク)

パソピア7のPAC2スロット下部に出っ張りがあるため、カセットケースを一部削って対処しましたが、初代パソピアやパソピア700では使えませんでした。

パソピア700はスロット奥の出っ張りがない代わりに、
カートリッジの四隅が斜めになっていないとスロットに挿入出来ません

今回はパソピア初代/7/700全てで使えるXPAC2のケースを作ります
厚さ10mm×横108mm×縦68mm、テーパー深さ2mmに加工してもらったアクリル板素材から削りだしで作ります。この2mmの斜めカットがパソピア700では必要になります。

アクリル板の素材をCNCに固定して削り出していきます。
ドリルが暴れたりアクリルが溶けたりするため、削る深さは最大でも4mmに制限。
3層に分けて削っていきます。(下の写真は3層目まで削ったあと)

ネジ穴は、素材を裏返して専用ドリルで貫通

できあがり。左がケースの裏側、右が表側

ドリルの移動速度を上げれないため、裏面・表面の2面を削るのに丸2日かかってしまいました...

2020年8月13日木曜日

CNCコンデンサ取れた

しばらくは調子良く使えていたCNC
アクリル板を削っているうちに、ドリル上のコンデンサが取れてしまった...
下写真の黄色い四角の部分が、ポロっと落ちてきた

梅沢無線で代用品を購入
2個で200円くらい

最初はこんな感じで付けました。
しかし、これも暫く使っているうちに折れました。
頭が大きいから、削るときの振動で付け根から折れやすいのだと思う

こんどは付け方を変えてみました
コンデンサの頭を逆さにして基板にくっつくように半田でつけて、ホットボンドで固定
これで、どのくらい持つか...

今度折れたら背の低いコンデンサにしよう...