2022年3月30日水曜日

ゲームの本展

まん延防止法も解除されたということで、小樽文学館に行ってきた。
今回はゲームの本展です。
前回行ったは昨年8月のゲーセン物語展だったので、久々の小樽文学館。

まずは1996年の部屋再現コーナー。ファミコン+ディスクシステム、スーファミ、64、サターンにバーチャルボーイの実機が置いてあって、うらやましす。

壁のBeep。壮観
一番右の列の上から2番目(1985年4月号)はうちにもある↓
以前も紹介したが、パソピア7のオセロが掲載されている。うちにあるBeepはこれ一冊のみ

このへんの創刊号たちは貴重だと思う。
うちのLoginはこの一冊だけ。以前紹介したARIUSが掲載されている。名作。

テクノポリスの創刊号、初めて見た。
うちにあるテクノポリスは1985年2月号のみ。
パソピア7用のATLASが掲載されていた。
このころのテクノポリスは、森田和郎氏の88高速グラフィック記事などあり、読みごたえがある雑誌だったと思う。

POPCOMの創刊号も展示されていた。
うちにあるPOPCOMは以下1冊のみ。やっぱりパソピア7のゲーム目当てだけど。

ゲームの本といったら、やっぱりこれだよな、、、
うちにもコロコロもあったよ。(物持ちいいなぁ。。)
あらしも載ってた

この頃はいろんなハードが出てて、いろんな雑誌が出てて、いろんな記事が読めて楽しかったなと。今はネットでいろんな情報があふれているけど、当時の資料は貴重になってきていると思うので、こういった現物が見られる企画は続けてほしいなぁと思う。
主催された方に感謝です。

2022年3月21日月曜日

SSDアクセス速度

ここ数日、1月に組んだ新しいPCのディスクアクセスが異様に遅くなった。
Visual Studio Codeを開くのに数分かかってしまう。これだと使いものにならない。

マザーはGigabyteのZ690 UD AX
ディスクは、PCIe 4.0 M.2のSSD

調べてみると、Windowsの省電力設定が怪しそう。
コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→電源オプション→プラン設定の編集→詳細な電源設定の変更、で電源オプションダイアログを開く
PCI Express→リンク状態の電源管理、の設定をオフに変更
これでWindows11を再起動すると、元の速度に戻った。

あともう一つ、TVTestでカードリーダーが見つけられなくなった。
こちらも省電力を疑ってみる。
デバイスマネージャでカードリーダーの設定を開き、電源の管理タブで「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフできるようにする」のチェックを外す。
これでカードリーダーが見つかるようになった。

今までは大丈夫だったので、Windows Updateで何か省電力周りの修正が入ったのか。
Windows11は、安定するまでもうしばらくかかりそう。

2022年3月5日土曜日

O2デモ

O2にデモをインストールしたので、いくつか紹介。
例のボタン。
スーパーマリオ64の動きね...

IRIXのデモで、atlantis。
1993年頃だったと思うが、2台目のパソコン(PC-9821As2)を購入してMS-DOSやWin3.1を使い始めた頃、研究室のIndigo2でこれを見たときは衝撃だった。
研究室には初代Indigoもあって、Mosaicでntt.jpにアクセスしていた時代。
それまでずっとパソピア7を使っていた自分にとって、3D Graphicsもインターネットも感動でしかなかった。

こちらはO2用デモのカメラ。
こちらもO2用のデモ、chromeskins。
O2のデモは初めて見たが、Indigo2から数年しか経っていないのに3D技術の進化を感じる。
今のPCやゲーム機なら、普通で当たり前なのでしょうが...

デモをいくつか、動画に撮ってみました。

当時の3D Graphicsを感じてもらえたら...

2022年3月3日木曜日

Indigo2 セットアップ

続いてIndigo2のセットアップ

以下CDイメージを準備して、ImgBurnでCD-Rに焼く。
・IRIX 6.5.22 Overlay 1 of 3.iso
・IRIX 6.5.22 Overlay 2 of 3.iso
・IRIX 6.5.22 Overlay 3 of 3.iso
・IRIX 6.5.22 Applications November-2003.iso

Indigo2にはCD-ROMが内蔵されていなかったので、外付けCD-ROMを使う。

以前ジャンクで購入したPlexWriter8/20を付けてみたが、CD読み込みせず。
今更Write機能は不要なので、内蔵用のPX-40TSiを購入してドライブ中身を入れ替え。

IRIXをCD-ROMからインストールする場合、512byteブロック対応が必要の様子。
Plextorのマニュアルには、UNIX環境でCD-ROMブートする場合はBLOCK=ONと書いてる。
背面のBLOCK設定をON(上)にして使う。

Indigo2のモニターコネクタは13W3なので、RGB変換コネクタと、13pinと14pinを折ったアナログRGBケーブルを使う。

PS/2キーボードとPS/2マウスを接続して起動すると、キーボードが接続されていないとエラーがでる。
リセットボタンを押すと認識するので、電源ON時のキーボードスキャンタイミングの問題?

リセット後は問題なくブートスクリーンが表示されるので、Enter Command Monitorを選択 or F5キーでコマンド画面へ

このIndigo2は、HDDがSCSI0のID1、外付けCD-ROMがSCSI1のID1に設定されている。

IRIX 6.5.22 Overlay 1 of 3のCDをセットして、fxを起動。
boot -f dksc(1,1,8)sash64 dksc(1,1,7)stand/fx.64 --x
↑CD-ROMがSCSI1のID1なので、(1,1,*)をセットしている。
O2はsashARCSだったが、Indigo2はsash64。
HDDを接続した一番最初は、[a]utoでフォーマット。4GBのHDDだと4時間程で完了。

続いてIRIXのインストール
Indigo2でサポートされるIRIXは6.5.22が最後。
以下のCDイメージを準備してCD-Rに焼いておく。
(1) IRIX 6.5.22 Overlay 1 of 3.iso ※
(2) IRIX 6.5.22 Overlay 2 of 3.iso ※
(3) IRIX 6.5.22 Overlay 3 of 3.iso ※
(4) IRIX 6.5 Foundation 1.img
(5) IRIX 6.5 Foundation 2.img
(6) IRIX 6.5 Development Libraries.img
(7) IRIX 6.5 Development Foundation.img
(8) ONC3-NFS Version 3 for IRIX 6.2, 6.3, 6.4 and 6.5-v2.img
(9) IRIX 6.5.22 Applications November-2003.iso ※
(10)Complementary_Applications.image
※今回新規に焼いたCD

インストール手順は6.5.30とほぼ一緒
HDDは4GBなのでBlock Sizeは4096をセット

あとは、O2の時と同じように、上の順番でCDをセットしていく。
O2の6.5.30とちょっと違う点は、Conflict解消コマンドが1つ追加される
keep *
install standard
keep java2_plugin.sw32.mozilla_freeware
keep inventor_dev.sw.base
keep inventor_dev.sw.lib
install eoe.sw.fonttools
install eoe.sw.uucp
install eoe.sw.xlv
install eoe.sw.spell
install ftn_eoe
install inventor_eoe.sw64
install ifl_eoe.sw64
install dmedia_eoe.sw64
install prereqs
keep incompleteoverlays
rem java_dev*
rem performer_data.data.sample
go
Inst> quitでリスタートすると、こちらもちゃんとログイン画面でたー

ログインすると、見慣れたデスクトップ。
満足。

2022年3月1日火曜日

O2 IRIXインストール

 O2のIRIXインストール。

IRIXの最終バージョンは6.5.30。O2もサポートされている。
まずIRIXインストールに必要なCDイメージを準備。archive.orgなどに残っている。
(1) IRIX 6.5.30 Instalation_Tools_and_Overlays1.image
(2) IRIX 6.5.30 Overlays2.image
(3) IRIX 6.5.30 Overlays3.image
(4) IRIX 6.5 Foundation 1.img
(5) IRIX 6.5 Foundation 2.img
(6) IRIX 6.5 Development Libraries.img
(7) IRIX 6.5 Development Foundation.img
(8) ONC3-NFS Version 3 for IRIX 6.2, 6.3, 6.4 and 6.5-v2.img
(9) Applications.image
(10)Complementary_Applications.image
ImgBurnでCD-Rに書き込みして準備しておく。

O2をブートした後、Install System Softwareを選択 or F2キーで次の画面へ

Local CD-ROMを選択してInstallを選択
Insert the installation CD-ROM now.メッセシージが出たら、IRIX 6.5.30 Instalation_Tools_and_Overlays1のCDをセットしてContinue.


HDDにインストールツールがコピーされ、起動される。

ファイルシステムをマウントする際にブロックサイズを指定する。(512 or 4096)
ディスクサイズが 4GB 以上なら 4096 を選ぶ。

Inst 4.1 Main Manuが表示されたら、[6]でインストール開始。

今回は、[2] featur streamでインストール

You can now insert another CDの表示がでたら、上の順番でCDを入れ替えながらEnter。

Development Foundationは、dist6.5フォルダに入っているので[/CDROM/dist/dist6.5]を入力してEnter。
最後のCDまで終わったら[done]で終了。

Inst>プロンプトに戻ってきたら、Conflictを解消するため以下のコマンドを入力
keep *
install standard
keep java2_plugin.sw32.mozilla_freeware
keep inventor_dev.sw.base
keep inventor_dev.sw.lib
install eoe.sw.fonttools
install eoe.sw.uucp
install eoe.sw.xlv
install eoe.sw.spell
install ftn_eoe
install inventor_eoe.sw64
install ifl_eoe.sw64
install dmedia_eoe.sw64
install prereqs
keep incompleteoverlays
rem java_dev*
go

必要なCDを挿入するように指示がでるので、そのCDを挿入して継続していきます。

必要なファイルが100%インストールされたら、Inst>プロンプトに戻ってくるので[quit]でシステム再起動。

システムリブートすると、、、きたー!
懐かしのログイン画面

デフォルトはパスワードがセットされていないので、そのままログインすると、、、
懐かしのIRIX。

インストール漏れしたソフトがあったら、Software Managerで追加インストール

試しにいくつかアプリを起動してみる。
まずOpenOffice 1.0。ちゃんと動いた。

カメラもちゃんと写った。
最初ぼやけていたが、ピント合わせしたら綺麗に映った。

ネット上のアプリをインストールするためにネットワーク設定する。
System Manager -> Network and Access Control -> Network Interface Manager -> Task -> Modify Networking Settings ... 
DNSは、5. Set DNS name server entries.でセット。

Mozillaを起動してネット接続確認。
証明書の警告がでるが、ネットにはつながった様子。

ミラーサイトからFireFox3.0.19をダウンロード
Software Managerでダウンロードしたtardistファイルを指定してインストール。
動いたーーー
けど重い...