Raspberry Pi PicoのWindows C++開発環境をセットアップしたので、備忘録として残しておく。
マニュアル「Getting started with Raspberry Pi Pico」の「8.2. Building on MS Windows」とこの動画を参考にしました。
まずは、ARM GCC compilerをダウンロード
インストーラーを起動して、ウィーザードに沿ってインストールしていく。
最後は「Add path to environment variable」にチェックしてから完了ボタンを押す。
次に、Notepad++をダウンロード
インストーラーを起動して、ウィーザードに沿ってインストールしていく。
必要に応じてローカライズ言語を追加
完了ボタンで終了続いてGitをダウンロード
インストーラーを起動して、ウィーザードに沿ってインストールしていく。
Select Componentsはそのまま。
次のdefault editorでは、Notepad++を選択
以下はデフォルト設定のまま、セットアップを続ける
この画面では「Checkout as-is, commit as-is」を選択
この後ファイルコピーが始まって、しばらくするとCompleting the Git SetupWizard画面が表示されたら「Finish」ボタンで終了
今回は使わないけど、Pythonもインストールしておく
続いてCMakeをインストール
CMakeのインストーラーをダウンロード
CMakeのbinフォルダが追加されていることを確認
Visual Studio Codeをインストールする前に、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行
(管理者権限で実行した方がいいかも)
cd "展開先のフォルダ"git clone -b master https://github.com/raspberrypi/pico-sdk.gitcd pico-sdkgit submodule update --initcd ..git clone -b master https://github.com/raspberrypi/pico-examples.git
途中、結構時間がかかります。
例えば「C:\Pico」が展開先のフォルダの場合、以下のように終われば成功です。
続いてVisual Studio 2019をインストール。Community版でOK
インストール途中「C++によるデスクトップ環境」を選択
前のVisual Studio 2019ダウンロードページ下の方に「Visual Studio 2019のツール」があるので、そこからダウンロード
続いて、Visual Studio Codeのインストール
前のVisual Studio 2019ダウンロードページ中程に「Visual Studio Code」があるので、そこからダウンロード
スタートメニューから「Visual Studio 2019」→「Developer Command Prompt for VS 2019」を起動
コマンドプロンプトが起動したら、以下コマンドを打ち込みパス設定をする
「成功:指定した値は保存されました。」と表示されれば成功setx PICO_SDK_PATH "..\..\pico-sdk"
一旦コマンドプロンプトを閉じて、もう一度「Developer Command Prompt for VS 2019」を起動。
code
と打ち込み、Visual Studio Codeを起動する
Ctrl+Shift+XキーでExtensionsバーを起動
"Search Extensions in Marketplace"ボックスで「cmake」を検索
「CMake Tools」を選択して「intall」ボタン
左下の歯車アイコン→Settings→Extenstions→CMake Tools configuration
「CMake Tools configuration」が表示されない場合は、Visual Studio Codeを再起動
Cmake: Configure Environment→「Add Item」ボタンを押して、以下を入力
Item:「PICO_SDK_PATH」, Value:「..\..\pico-sdk」
Cmake: Generatorの項目にあるテキストボックスに以下を入力
「NMake Makefiles」
左上の「File」メニュー → 「Open Folder...」でOpen Folderダイアログを開く
PICO-EXAMPLESのフォルダを選択→下に表示されるビルドアイコンを選択
→上に表示されるリストボックスで"GCC for arm-none-eabi"を選択
Raspberry Pi PicoのUSBコネクタ近くにあるBOOTSELボタンを押しながら、USBケーブルをWindows PCに接続。
エクスプローラーに「RPI-RP2」というUSBドライブが表示されるので、そのUSBドライブのルートフォルダにビルドした「*.uf2」ファイルをコピーする
ファイル書込みが終わるとUSBドライブは自動的にアンマウントされ、書き込んだプログラムが自動で起動する。はず...
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